成長のストーリー
話を聞く場面で、他に気になるものがあると気を取られてしまい指示を聞き逃してしまう
- 中学3年生
- 自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群
小学生の時、先生から「話を聞けていない」と指摘されることが度々ありました。学校生活の中でも興味関心の強い方へ意識がいってしまい指示を聞き逃し、周囲から遅れてしまっていました。中学生になると、話の内容は理解していても顔を伏せていたり手遊びをしていて、相手からすると「聞いていないように見える」という状態でした。
苦手意識の改善につながったトレーニング
- コミュニケーション
『聞くトレーニング』等で話を最後まで聞く集中力の向上 - ケーススタディ
『メモ取り』で指示の中から要所を抜き出す練習 - 全般
休憩時間、スタッフや他生徒さんとの会話のキャッチボール
成長した姿
- 話を最後まで聞き、内容を理解したうえで作業に取り掛かることでミスが減りました。
- 着座姿勢が改善され話を聞く姿勢が良くなったことで、相手に「聞いてます」アピールができるようになりました。
- 上記二点の改善が見られたことで本人に自信がつき、意欲的に参加できるようになりました。
現在の目標
「他者からの助言を柔軟に受け入れる」ようになることを目指しています。