成長のストーリー
時間通りに行動することができない
- 高校3年生
- ADHD(注意欠陥多動性障害)
時間通りにジョブサへ通うことができず、高校卒業までに社会人のマナーとして遅刻せずに通うことができるようになって欲しいとご家族は思っていました。また、遅刻する際も、1~2割ほどしか遅刻の連絡ができませんでした。
苦手意識の改善につながったトレーニング
- 全般
定期的に個別面談を実施して、精神的な波がでやすい時期の把握や、本人の気持ちの聞き取り、対処方法の確認など、スタッフ間での共有を繰り返し、見守りました。 - 全般
遅刻対策については、本人との話し合いを行い、取り組みやすい方法を相談しながら実施し、できていることに対するプラス評価はその都度伝えました。 - アクティビティ
1コマ目のコミュニケーションでの取り組みが難しい日においても、ゲーム等を通してメンバーやスタッフと関わることで、リラックスしながら楽しむことのできる場を作りました。
成長した姿
- 遅刻に関する取り組みを開始してから、遅刻は激減しました。遅刻の連絡に関しては、一度も忘れたことはなく実施できています。遅刻改善プロジェクトを開始する際に、「達成出来たら、自分の自信になる」と意気込みを語ってくれた通り、大いに本人の自信に繋がっています。
- 御利用当初は、挨拶に対する頑な拒みが見られていたが、ある時期を境に実施できるようになり、今ではスタッフの姿が見えなくても、自主的に挨拶をすることができています。
現在の目標
卒業まで 「時間通りに通うこと」の継続を目指しています。