成長のストーリー
人前で話すことが苦手で、自分の気持ちを言葉にして伝えることが難しい
- 小学6年生
- 自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群
利用当初(小学校低学年の頃)は、家以外の場所で声を発することが難しく、学校やジョブサでは筆談でやり取りしていました。同世代の他の生徒さんとも関わりを持つことが苦手でした。
苦手意識の改善につながったトレーニング
- 全般
休憩時間に、スタッフと共通の話題で雑談する中で自然に言葉を発する機会を持ちました。 - コミュニケーション
発声練習やスピーチ発表等を通し、小声でも良いので人前で声を出す経験を積み重ねました。 - コミュニケーション
クイズやゲームの中で他者との関わりながら、結果ではなくプロセスを楽しむ場面を設定しました。
成長した姿
- 家以外の場所で初めて声を出せるようになり、雑談を通して相手にどうしても伝えたいことを少しずつ話せるようになりました。
- トレーニングの中で、積極的に挙手して発言する場面が増えました。
- 固まってしまう場面が減り、小さめの声ながら他者とのやり取りを楽しめるようになりました。
現在の目標
自分から他生徒に話しかけたり相槌を打ったりできることを目指しています。