成長のストーリー
人との関わり
- 高校2年生
- 発達障害
・トレーニング中、メンバーやスタッフ、またはトレーニング内容に対して、不適切と感じられる発言や態度が見られる場面がありました。
・自ら積極的に人に話しかけることが難しく、自信のなさや自己肯定感の低さがうかがえる場面がありました。
・周囲への関心を示すことが難しく、他者との関わりを控える傾向が見られました。
苦手意識の改善につながったトレーニング
- 全般
来所後、時間を設定し、マンツーマンで安心して話せる場を提供し、雑談を通じてコミュニケーションの経験を積み重ねました。 - 全般
課題の目的や進行の流れを丁寧に説明し、「一緒にやってみましょう」と前向きな声掛けを行いました。 - 全般
偏った考えが見られた際には、その都度、感じ方や考え方は人それぞれ異なることを伝えました。 - 全般
(ジョブトレ)グループ活動を取り入れ、メンバーと共に得意なことや苦手なことを見つける取り組みを行いました。
成長した姿
- 自ら積極的に質問や相談を行う姿勢が見られるようになり、課題や他のメンバーに対する言及が減少しました。
- 笑顔が増え、自ら話題を提供する機会が多くなりました。また、相槌を打つなど、積極的にコミュニケーションを図ろうとする姿勢が見られるようになりました。
- 聞き取りやすい声色や伝わりやすい話し方を心がけ、聞き手への配慮が感じられるようになりました。
現在の目標
他者理解を深め、自己発信の成功体験を積み重ねることで、学校や習い事などの環境への対応力向上にも繋げることを目指します。