成長のストーリー
間違ったり失敗すると、大きめの声を出したり、消極的な発言をすることがある
- 中学1年生
- 自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群
小学6年生の頃、ダンスの練習でお気に入りのポーズを何度もして、先生に「それはもうやらなくていいです」と指摘されると泣いてしまうことがありました。中学校入学後は、図工等で失敗すると大きな声をだしたり、床をドンドンと足踏みしてしまうことがありました。
苦手意識の改善につながったトレーニング
- 全般
一生懸命取り組んだ過程をたくさん褒めました。 - コミュニケーション
クラフトでは少しのミスは大丈夫ということを伝え、最後まで諦めずに作り上げた作品を褒めました。 - アクティビティ
ゲームでは勝ち負けにこだわらず、皆とゲームを楽しむことが大事ということを伝えました。
成長した姿
- 失敗したり負けたりすると、まだ大きめの声を出す時はありますが、声掛けにより少しずつ落ち着いて取り組むことができるようになってきました。
- 他の生徒さんからの励ましにより、少しずつ前向きに参加できるようになってきました。
- 困った時は、自ら「助けてください」と助けを求めたり、アドバイスを「はい。わかりました」と素直に聞けるようになりました。
現在の目標
失敗やミスにこだわらずにゲーム等を楽しめるようになることを目指しています。